OB・OGの皆様、九州大学鳥人間チームを応援してくださっている皆様、大変お待たせ致しました。代替わりしてから初の作業日誌となります。QX-24の構造設計、B3の影島です。まず、琵琶湖前後に多額の寄付金を頂いたこと、感謝申し上げます。苦しかった財政事情もこれで少し懐に余裕ができました。
この日は19の構造設計を務められたOBの方が作業場に来られ、差し入れのメロンとともに、空力さんとは密に連絡を取るように、との忠告を頂きました。19の構造設計が仰ると、その言葉が一段と、いや二段と説得力を増すようでした。作業報告します。
主翼
- 0番・1番のクリーニング完了
電装
- シミュレータ用のベースバー完成
脚
- コの字金具にバブルスを盛った。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先代のQX-23は大変不本意な結果となりました。脚班の一員として、胴持ちとしてああなることを予見できなかったことが悔しいです。
「結果がすべてではない」という言葉がありますが、ではその過程は良かったのかというと、そんなこともなかったと思っています。機体製作や試作を優先するあまり、作業場の整頓や部内、部外にかかわるルールの遵守、後輩への接し方や指導など、疎かにしたものが多々ありました。
改善をしていくにあたって、パイロットと構造設計を兼任する自分に与えられた役割は大きいです。試行錯誤しながら、より良いチームとなっていけるよう、そして来年こそ勝てるよう同期とともに引っ張っていきます。今後とも九大鳥人間をよろしくお願いいたします。