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10月26日第一回秋TF ver設計

秋TFの目的

最終的な目的は,QX-19の機体にパイロットが搭乗し,機体を浮かせる感覚をつかんでもらうことである
機体を浮かせるためにはトーイングも辞さない
そのためにはいくつかのステップを踏む必要がある

①機体に土嚢15㎏を乗せて試験を行い,テール持ちと翼持ちの習熟度を高める
②機体にパイロットを乗せて試験を行い,パイロット,テール持ち,翼持ちの習熟度を高める
③機体を浮かせる

機体を浮かせることはかなりの危険を伴うので,それぞれの役割を簡単にまとめておく

テール持ち
・機体の迎角調整.機体を生かすも殺すも自由.浮かないときはテールを下げて,浮きすぎたときはテールを上げる

翼持ち
・機体のキャッチ,加速,バンクの調整.過度のバンクがついたらトラ紐を引いて抑え込むが,あまりにトラ紐を引きすぎるとパイロットがきちんとした感覚を得られない.限界を見極めてトラ紐を引くのは必要最小限に

キャッチ
・機体のキャッチ.取り損ねると機体が死ぬ.

パイロット
・機体を浮かせる感覚をつかむ

第一回の総評

今回は北西から1~2[m/s]の穏やかな風が吹き続いたため,かなりいいTFになった
機体も設計通りに浮いてくれた
ただし北西風に機体を正対させたため滑走路長は20m弱しか取れなかった

第2回に向けて

次回からパイロットに搭乗してもらうため,今回以上に気を引き締めていく必要がある
必要な気象条件は「北風3~4m/s」
これよりも風が弱かったり向きが西や東に向いていると機体は浮かないので中止も視野に入れておく(無駄に体力を消費するのはよくない)
今回で機体や必要な備品は上の倉庫に持っていくことができ,新トリム取り器の調整も終わったので,少しでもフライト時間を延ばせるよう迅速な準備と撤収を心掛けたい

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