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鳥人間コンテスト2014を振り返って ver.吉松

どうも、QX-15の代表になりました吉松です。
重冨さんと同様に、忘れないうちに、琵琶湖の記録・感想を以下書き連ねていきます。

※長文&乱文です。テスト終わってからゆっくり読んでください。

フライトまでは大まかに。

●7/23~25 まで
往路での移動はかなり順調でした。大津にも集合できましたし、機体の状態もかなり良かったと思います。今年はフェリー組が多かったのですが、メンバーの移動も順調でした。

そしてホテルは大会会場からやや離れていたものの、トラックの駐車O.K.との事だったので来年もここに宿泊できるといいかなと思っています。

木曜は夕方にお世話になった弁護士事務所へ挨拶しつつ、夜には、重富さんと回収後の話し合いをしていました。この話し合いは、「もっとあれこれ聞いとけばよかった!!」ってのが正直な感想です。いや、自分が見落としていた所がほんと多かった。でも、テントなど確認を取れたのは本当に助かりました。
これは来年もしたいと思います。

金曜はテントの設営はかなりスムーズでした。
機体組立ての方は、すみません、カウルでかなり手間取りました。フタが閉まらないので四苦八苦しました(今年何度目だろう)。原因はフタの再現性の問題で、琵琶湖の前から気になってはいましたが、これは事前にもっと対策を考えておくべきでした。
あと、今年は琵琶湖でのカウルの作業の多くを、井戸本さん、河野君にしてもらっていました。お二方、すみませんでした。そして本当にありがとうございました。

オンボードカメラの方が来られたのが17:00ぐらい。「16:00~」とあらかじめ伝えていたので来年はもう少し早くしておくべきかもしれません。
さて、このオンボードカメラ、とにかく時間がかかる。取り付け位置が曲面だったので急いで削って修正したまでは良かったのですが、カメラの取り付けパーツの種類が前までのチームとかぶっていたらしく、パーツ不足で本部へ取りに行くというハメに。しかも2回も。この間にマイクを取り付けて、パーツが届いてから、カメラ位置の決定→取り付け をしていました。

この時にもう少しフタを直しとけばよかったです。

カメラの取り付け中に安全審査の方が三度来られて、事前指摘の修正はO.K.。後は、カメラを機体と結ぶ線に目印をつけてくれればよいとの事だったので、事前にシールGet。
ちなみに、カメラへの指摘は自分の目の前でしていました(汗)。事前に打ち合わせしている感じではなかったです。さらに、今年の安全審査の人は初めてだったらしく、こちらに例年の基準を聞かれました(汗)。

この後、やりたいことはあったものの、自分はすぐにお風呂&飯に行って寝ました。
ここで先に行かせていただいたのはありがたかったです。フタの事は気がかりでしたが、気がつくと爆睡。

●7/26(土)
コンテスト当日。
フタについては朝一で試験をして閉まるのを確認しました。前後のトリム取ってから移動開始。

移動をしつつ横のトリムをとり桟橋へ。
この間は主に、ダミースパーとかねじり止めとか1年生に渡す解体セットの用意でテントと機体を往復していました。これは他人に任せてよかったんじゃないかと思っています。

カウルはフィレットとカウル本体の調整をしていました。このあたりは琵琶湖までの間にある程度見積もりをするべきでした。

桟橋上では左側フィレットでカウルの作業をしていると、当然大きな音が!!
一瞬機体が壊れたかと思いましたが、よく見ると右脚が閉まっている(汗)。急いでカウルとフィレットの内側に穴を開け、再度脚を出す井戸本さんと本田君を見つつ内心ヒヤヒヤ。

フライトについては省略しますが、無事に飛んで本当によかった。

さてここから代表交代。

●7/26(フライト後)
機体の引き上げ場所から渡される場所までの移動、トラックの停車位置等指示される内容を全体に伝令するのが不十分でした。スピーカーがあった方がよかったですね。手袋が若干足りてなかったのも失敗でした。機体の状態は良好。壊すのが惜しいくらいでした。回収作業そのものは比較的スムーズだったと思います。

※トラックについて
ナビが必要と思ったので中型免許を保持しているOBの和田さんにその場でお願い。これはあらかじめ頼む人を決めておくべきした。あと回収場所から結婚式場までトラックで3回エンストしました。
和田さん本当にすみませんでした。

自分がトラックを結婚式場に停めると、すでに昼食を食べていたのでそのまま休憩。みたかのフライトが4:00までに終わると予想し、その後の風呂&飯の時間決定前半と後半の分け方は以下のようにしました。
・前半組み
M2,パイロット,翼・テール持ち,
前日遅くまで作業していた人,疲れて寝ているのを見た下級生,
琵琶湖にダイブした人
・後半組み
自分・他(自分以外で人に指示ができそうな人を何名か残しました。)
前半組・後半組を決めるのに時間がかかるのがいやで、こちらで勝手に決めましたが、これが適切だったかは分かりません。

琵琶湖にM2を放り込んだのが16:10~。気がつくと、自分含めた後半組みの上級生+和田さん+行武さんも琵琶湖に入っていました。…ドウシテコウナッタ…。

ひとまず先発組みに風呂セットを持たせ、先発を出そうとするも問題発生。レンタカーの鍵が2台分なくて立ち往生。結局見つかりましたが、鍵の回収を他チームのフライト中にするべきでした。来年はレンタカーの鍵係をあらかじめ決めていた方がいいと思います。鍵をなくさないようにする意味も含めて。
準備してくれたパパありがとう。

後半組みはその間にテントで当日の寝床作成。とりあえず人数が多かったので広く場所を取ることを優先してテントを設営しました。

設営後は使わない荷物の片づけ。発電機も今年はこの時に直しました。直すタイミングについては、結果論で言えば正解だったかもしれませんが、例年は、まだ片付けずに夜中の電源としていたので、来年は一応念頭にいれておくとよいでしょう。

設営・片付けが1時間半で終わったので、OBさんからのご提案で女性陣+1年生を中発組みとして送り出しました。
後発組は先発組とローテ。

翌日は時間があると思い、8:30~9:00に皆が起きてからOBさんとの交流会をしようと予定していました。

個人的には駐機場に戻ってからが自分の山場と考えていました。B3以降は、琵琶湖→風呂直行で、片づけをしていなかったので。その都度、各方面から指摘をいただいてなんとかなりましたが、この辺を木曜にもっと確認するべきでした。

・・・が、しかし、本当の山場は翌日でした。

●7/27(日)
みなさんご存じの通り超ドタバタ。

朝8:00過ぎに起きて重冨さん・新見さんから雨雲の接近を聞きました。強風が吹く+雨が降るまでの時間がなかったので、急いでテント周辺にブルシを張り、荷物をトラックに入れました。途中、YTVの方からテントに吹き込む風を逃がすよう言われたので、天幕の一部をはずしたりして対応しました。また、前方で待機していたTeam Birdman Trialさんの尾翼等を中に入れました。

雨はいったん止んで、次は雷雨になるといわれたので、ひとまず新入生+αは先発新幹線として出発。他は、個人荷物を車に入れ、テントを畳んで、結婚式場へ避難。

この間各方面でお手伝いいただいたOB・OGの方々、本当にありがとうございました。

避難してから元結婚式場にてOB・OGの方々との交流会をしました。
新OB・OGから感想いただいているときにラジカセでミスチルの曲(終わりなき旅 etc…)が流れていましたが、M2との思い出と流れてくる曲とで自分は思わず泣きそうでした。代表挨拶の方は泣くのをこらえるに必死で、あらかじめ考えた事全部忘れました(笑)。なんかグダグダな挨拶になってしまったのは申し訳なかった。新入生がいなかったのは残念でしたが、それは来年以降に。

天気が回復し始めてから、新幹線後発組を送り、残りで最終的な片づけ。スイカ割りもしました。

天気は大荒れでしたが、無事に新幹線組を送り出し、片づけも終わって本当に良かったです。

そして、15:00には琵琶湖を出発して、17:00に大津SAを出ました。なぜか石田さんも一緒にいました(笑)。この辺の時間帯は例年と大差なし。大きな山場を乗り越え、あとは自分がトラックを無事故で返すだけだと考えていました、・・・この時までは・・・。

ところが、まだ山場は残っていました!! (今回ずっと山続き(笑))

高速が事故渋滞で混雑 & シエンタガス欠直前。
今年はトラックの給油を神戸でするために、琵琶湖では給油をしなかったのですが、シエンタは給油をしておくべきでした。あやうく後20分で陸路組ができそうでした。ただトラックに関しては、運転しやすかったので、来年も神戸にて給油をしたいと思います。

また、フェリー乗り場でお土産の買い忘れも発覚。山我さんに一つ出していただきました。すみませんでした。

フェリーの中では昨年同様キャッキャしていました。・・・山我さんが超笑顔でした。
(´・ω・) シゲトミサンカワイソス

●7/28 (月)
門司から福岡までドライブ。→荷降ろし。昨年と同じようにゴミは糸島クリーンセンターへ。来年もこの流れで構わないと思います。テントは草&泥まみれだったかもしれませんが拭いてくれた皆ありがとう。

そして発電機を返却して、終了。

●まとめ
まずは、大会期間中に大きな怪我・事故がなくて本当に良かったです。
大会を通しての反省はいろいろありますが、それは今後に活かしていくつもりです。

さて、冒頭に書きました通りQX-15の代表を務めさせていただきます。
まだまだ頼りない面も多く、たくさん迷惑をかけると思いますが、チームのために精一杯やっていくつもりです。
また、今年は作業スケジュールやラダー等変更したところが多々ありますが、まずは一度振り返ってみて、それを踏まえたうえで次への糧にしていきましょう!!

来年度はさらにいい機体を琵琶湖に持っていけるよう今年一年どうぞよろしくお願いします。

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