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鳥人間コンテスト2014を振り返って ver.井戸本

どうも、OBになった井戸本です。
重冨や吉松、石丸と違い、リーダーやパイロットでも何でも無いのですが、
トラックを取りにいったり、重冨のいない間の設営の指示をしていたので記録感想を書いていきたいと思います。

7/22
この日はトラックを受け取り、今回はもう一人のドライバーの吉松がミーティングでどうしても行けなかったことから、田中さんをお供に発電機を取りにいきました。今回も箱崎近くのニッケンで発電機を借り(途中で少し道を間違えて焦りました)、4時過ぎに学校に帰ってきました。

今回はニッケンに左折で入りたかったので、天神のど真ん中を通るルートを選択しましたが、幅員が狭くかなり緊張したので、来年はもう少しルートを考えた方が良いです。

で、学校に帰って来た後は、トラックでテントを取りにいき、積み込みを開始しました。今年からファンキースポット周辺に駐車禁止用のポールが立っていて、バックでトラックを付けるのが大変でした。皆指示してくれてありがとう。ここも来年のドライバーは頑張ってください。

積み込みに関しては、ほぼ例年道理問題なく積み込めましたが、これ以上人が増えるようなら個人荷物が入らなくなりそうなので、対策を考えた方が良いと思います。(例えば2011年のように荷物用に小さいトラックを借りたり、トラックに個人用荷物を積むのを涙をのんで諦めてもらうとか)

積み込みが終わった後は、上の駐車場にトラックを置いてこの日は終わりました。

7/23
この日は記念撮影してから、フェリー組は出発しました。特に書くことはありません。(フェリーの中で縦列駐車させられたくらいか?)

7/24
この日は神戸港に付いた後は給油した後、いったん大津SAに寄ってから松原水泳場に行きました。到着は11時半ぐらいでした。着いた後、荷台を開けて機体を確認してみましたが何も問題が無くほっとしました。

その後はご飯や風呂に行き時間を潰しました。夜はミーティングの後、操縦桿がシミュレーターのはこの中に入っておらず、本田君とトラックまで取りにいく羽目に(実はトラックにパソコンを積み込む時に操縦桿が入ってないのは気付いていました。しかし琵琶湖で乗り込みセットから操縦桿を取り出していれればいいやと思って何もしなかったら、すっかり忘れてました。気付いたならすぐ行動に移しましょう)。

本田君と結婚式場まで行くとなんと駐車場が閉まっていました。仕方なくチャンポン屋から湖岸道路に入り駐車場の中に(この経験がまさか次に日に活きるとは)。無事に操縦桿をゲットして石丸に届けた後は就寝しました。

7/25
朝、ホテルで朝食をとった後は、7時半には湖岸に着いていました。そして8時まではテントやブルシ、ペグなどを出して待機し、8時になった瞬間からすぐに設営を開始しました。前日に重冨と話し合ったようにテントを立てブルシで屋根を作ったら、0胴を組みました。この時の時間はなんと9時半!1番乗りで安全審査を通れるかと思いました。その後は乗り込み、電装に作業してもらいつつ、残りの人で壁を作り荷物を持ってきました。その後から残りの人には各班の作業をしてもらいました。

オンボードカメラや安全審査は遅れに遅れ、審査が終わったのがなんと19時前でした。(オンボードの設置に1時間半もかけるな、ボケ!)例年はこれで作業も終わりなんですが、今年はそうではありませんでした。

なんと14時頃に脚・蓋の稼働試験をしてみると蓋が閉まらない!!!蓋には琵琶湖へ出発する一週間前からずっと苦しめられていましたが、まさか琵琶湖でも苦しめられるとは・・・吉松、河野君と四苦八苦しながら、なんとか21時過ぎに解決させました。蓋が閉まるまでは機嫌が悪くなって申し訳なかったです。

そしてその後は風呂と晩飯に行った後は、新幹線後発組を風呂に連れて行き、寝たのは2時半でした。

7/26
この日は最後の大会ということもあり、朝から体調が悪く飛ばし終わるまでずっと吐き気がありました。

朝の5時には起きて、5時半からミーティング。その後は皆さんも知っているとおり、トリムを取りつつ機体を組みつつ桟橋まで移動しました。フィレットをはめ込もうとすると、伊都では無かった隙間が発生したので発泡を噛ませて削って微調整しました(まさかフライと当日にヤスリを使うとは)。

で桟橋に入った後に待機していると、右翼のフィレットでバン!という音が。
近づいてみると、なんと脚が閉まっている!(機体を支える時に脚を持ってしまったせいでバネが緩んだことが原因)本田君が真っ青な顔で「フィレット取り外せますか?」と聞いてきます。しかしエポで接着しているので取れる訳がありません。仕方なくカウル内からフィレットの隔壁をぶち壊して、なんとか脚を元通りにしすることができました。このことをパイロットやリーダーに言って不安にさせたくないので、周りの人には箝口令を敷きました。

そしてメジャーを持って来ていないのに気付いたのもこの後ら辺でした。
走ってテントまで取りにいきました。来年からは最初からプラホ箱の中に入れておけば良いと思います。

で、重冨が風を測って石丸と飛行経路について話し合うことから、坂の途中から指揮を引き継ぎました。そして機体を無事にプラホに上げ、機体を少し左に回して自分の仕事は終わりました。あとは重冨や石丸の感想に詳しく書いているので割愛します。

しかし二言だけ

石丸、風の強い中、良く飛んでくれてありがとう!!

そして蓋、閉まって本っ当に良かった!!

そして、一つ反省したいことがあります。桟橋に入る前に、脚班から「もう一度脚の稼働試験をしていいか?」と聞かれたのですが、朝の試験でもちゃんと閉まっていましたし、何より桟橋に入る前で焦っていたことから、断ってしまいました。今考えれば脚の試験にそんな時間がかかる訳でもないので、させてあげれば良かったと思います。もしかするとここで不具合が発覚していたかもしれないのに・・・
西森、本田君ごめんなさい。

日曜日以降は吉松の感想に詳しく書いているのでそれを呼んでくれれば良いと思います。

以上で琵琶湖の感想を終わろうと思います。

同期の皆、5年半一緒に鳥人間してきてとても楽しかったです。皆と和気あいあいと作業や話ができてとても幸せでした!ありがとう!また遊んだり、打ち上げをしましょう。

後輩の皆、短い方は半年、長い人は4年半一緒に作業できて楽しかったです。また色々無理や急かしたりしてすみませんでした。今年の機体は自分が関わった6機の中で他の追従を許さないほど精度の高い機体になっていました。来年以降も安易な妥協をせずにさらに精度を高めて、満足のいく美しい機体を作っていってください。

カウル班の皆さん、今年一年お疲れさまでした。今年はブロックを抜くまではガッツリ手伝いましたが、それ以降は口を出すだけであまり手を出しませんでしたが、素晴らしいカウルを作り上げてくれました。本当にありがとう。しかし素晴らしいと言っても、様々な問題点もやはりあったので、しっかりQX-15の設計・製作にフィードバックしてより良いカウルを作っていってください。

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