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2010年度大会を振り返る ~Ver.pilot~

放送を終えて  からの・・・

2010年度パイロットのフライト的反省です。’,’・助走・乗り込み

風は正面やや右方向から吹いていた(ホテルの方)。2.0m/sと佐々木さんは言っていたと思う。なので、少しホテルの方を向いてスタートした(後藤さんの指示)。放送では2.3m/sらへんだった。スタート位置はプラットホームに上がった時にすぐ10mをメジャーで測り、養生テープを張った。しかし、いざスタートする時になると無くなっていた。スタッフの人がはがしたのか下にもぐって準備していた石田君の背中にくっついたのかわからないが・・・。かなり焦ったが大体の位置からスタートした。佐々木さんがOKの合図ではけたがしばらく発進しなかったのはそのことを考えていたからである。
練習では8歩目の右足で踏み切っていた。しかし本番はおそらく7歩目の左足で踏み切った(柿木さんにはバレてた)。原因はプラットホームの先端が思ったよりも傾斜がきつく、ほぼ水平のまま浮き上がったのでとっさに8歩目はつけないと判断したからである。なので8歩目の右足はカラぶったようには感じなかった。
乗り込み位置は完ぺきだったと思う。湖岸で行ったトリムとりの際の乗り込み位置はスタイロの先端がちょうど肩の所だった。(W4でした時はノドら辺だった。)多分一発で行けたと思う。まずキャノピーに付けた水平ラインと水平線の位置を確認した。→ほぼ一致していた。

・初期降下

初期降下する前に柿木さんが言っていた左右の翼端を見て水平を見ることをやってみた。スタートする直前に後藤さんに右翼が上がるかもしれないと言われていて、見ると右翼が上がっているのが分かりハングの要領で体重を一瞬右に移しすぐ戻した。そんな事をしながらレバーを半分くらい下げ降下した。自分では高度5mくらいまでしか下がっていないつもりだったが外からの映像を見ると水面効果が得られるくらいまで降下していた。
しかし、放送で自分のフライトを見た後みたかのフライトを見るともっと速く走らなきゃと反省点はいろいろあった。

・初期引き起こし、定常飛行

ある程度降下したと思った時に機体を水平に戻す操作をした。高度1.5mぐらいだと思う。
常に機体を水平に保つように飛行した。キャノピーの印と水平線を合わせるようにレバーを微調整した(ハングの左右のバランスを保つような感じで)。テレビ(DVD)でみたかもばらのフライトを見た時機体が上下に細かく動いていたのを見てまねしてみた。また、柿木さんが「翼端を見る余裕があった」と言っていたけどこの時そんな余裕はなかった。ラインを合わせるので必死だった。ちょっとでもよそ見をしたらすぐ頭上げ・下げになりそうだったからだ。ラインの位置はバッチシだったと思う。

・水面効果

定常飛行の際にはすでに水面効果を得ていたのではないかと思う。この時の高度はW4の中でしたトリムとりの時に確認した高さ(測ったら80cmだった)よりちょっと低いくらいで飛んでたと思う。定常飛行とこの時に3回急に高度が下がることがあった。風の影響だろうが正直ビビった。

・フレア、着水

3回目で急に高度が下がった時にとっさに限界まで上げ舵をうちそれから体重移動でフレアをした。この順番で合ってるのか同時にするのか分からなかったが今回はこの順番で行った。体重移動でフレアをした時カウルの後ろかふたを蹴破ったのが分かった。レバー全開から少し経って体重移動をした。しかしそれをしたとほぼ同時に着水した。体重移動をもう少し早くやっていた方が良かったかもしれない。着水時の衝撃はそんなになかった。着水した瞬間から当たり前だが見る見るうちに浸水してきた。太ももくらいまで水に浸ったところで「あ、やばい、出なきゃ」と思い脱出口の左側を突き破り外に出た。船の上のアナウンサーさんに「卵みたいに出てきましたね」って言われた。
みたかのフライトを見ると機速がかなり落ちていても機体の引き上げができていた。大木祥資さんにしかできないフライトだとは分かっているが、自分のフライトを見て、もうちょっと粘れた・フレアのタイミングが早かったと思う。そういえば大木さんにフライト後惜しかったなぁと言われたからもっと粘れたという意味だったのかもしれない。

今年のフライトはこんな感じでした。日がたつほどにもうチョイいけたかなと感じています。学生記録更新・over400m・打倒おっさんand優勝の目標を抱えて挑んだ2010。1つ目は達成できましたがあと2つあと一歩だと思えた大会でありました。

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