お疲れさまです.新しくOBとなったM2の秋山です.2022大会について振り返りというか,slackやlineの履歴と照らし合わせながら時系列と自分がやったこととその時の感情などを記しました.いわば日記です.省くべきところを考えるのが面倒くさく,全て書いたので短編小説ほどの長さになっています.全体としての改善点や反省点はQX-22slackのgeneralに書いてあるので,この振り返りは暇なときに読んでください.
今後そうあるようなことは無いと信じたいですが,台風予報や社会的な感染症により大会の予定が大幅に変わる可能性のある場合,参考になる部分もあるかと思います.
7/某日 積み込み練
諸事情により,日曜日にやるはずだった積み込み練を積み込みぎりぎりの時期に10名程度ですることになった.これまた諸事情により全組後1週間の作業が行えず,こまごました作業や積み込みのための準備が行えていない状態で臨むことになった.
事前に昨年の各班長の振り返りを見ながら持っていくものリストの更新,見直しを始め,持っていくものを揃えた.作業場に既にあるものは在庫や個数の確認,電動工具類は動作確認も行った.ファンキー,全学,作業場のどこにあるかも書いて分かりやすくしておいた.このタイミングでプラケースを用意して,用途別に「クリスタル」「その他テープ」「エポ関連」「カウルセット」「パイロット用」「カメラ・ビデオ類」などをまとめ,ラベル付けしておいた.ラベル付けの仕方はQX-22slackのgeneralの振り返りに写真を残している.4辺にテープで分類名を,蓋に内容物を書いたエスレンを貼り付けた.各班は各班の作業で手が空かないと思ったので,積み込み練の前日までにこの段階まで済ませておいた.21の密着鳥人間のようつべを見て,トラック積み込みの予習をしておいた.
積み込み練当日は10時スタート22時終わりくらいだった気がする.本気うまの組み直しが18時くらいまでかかってた.途中ファンキーで事件が発生してその後処理にも時間と体力を吸われた.途中までは一人でハイエースの準備してたけど夕方から各班の作業が終わった人に手伝ってもらった.
積み込みながら準備するより全部揃えてから積んだ方が早いし綺麗.トラックに積むものはガムテの固定が必要なうえに積み下ろしに時間制限があるので,機体関連,かさばるもの以外は頑張ってハイエースに詰める.
- できれば情報を一つにまとめたい.引き継ぎも考えて,目に見える形で誰が見ても分かるように残しておきたい.本当はリスト見ながら脳死で詰めていけば琵琶湖いける,くらいまで準備しておきたかった.各班のもちもののことは分からないので,今からでもいいのでスプレッドシート書いておいてくれると嬉しい.
- 安定化電源とか電動ドリルとかグラインダーも持って行った.判断基準はカインズで買えないものは万が一を考えて持っていくことにした.
- 当日尾翼の代表者の人数が3人から1人になった.結局他の班から人数の補充をしたり,かなり時間がかかってしまっていたので,急な欠席だとしても後からでも人数を増やしてほしかった.
- 電動ドリルとかグラインダーのことは分からないので,しみしゅんにお願いした.これも事前準備の段階で済ませておければもっと早く終わらせられた.
- 私は去年琵琶湖に行っておらず,一昨年は大会が開催されなかった.最後に行ったのがあの訳の分からんB3の19大会である.本来なら昨年琵琶湖に行ったM1の方が適役である.できる限りslackや作業日誌から情報を集めたが,現場に行った人と行ってない人では解像度に差がある.なるべく引き継ぎは分かりやすくするので,来年の人は頑張ってほしい.
- 会議はなるべく短く済ませたい.前日会議はあの状況ではしょうがなかったか.
<ハイエース積み込みのポイント>
- 全部揃えてから詰める.積み残しが無いように.
- 高さを抑えて後方の視界を確保する.
- 必ず複数人で積み込みを行い,ダブルチェック+引き継ぎ+おおかたの物の位置の確認をする.どこに何があるか分かるのが一人だけにならないようにする.
- 積み込み順は厳密でなくていいが,一番奥にTシャツタオルウエス軍手などの布系で出番の遅いもの,真ん中に工具類含む箱もの,後ろに台車や赤ワゴンなどのでかいものを置くとよい.すぐに荷物が運べるので.
- 出番の早いものは取り出しやすい位置に置く.両ドア近くまたは後ろ(メジャー,ガソリン携行缶,シャベル,土嚢袋,うま,ブルシ,風速計など)
- ドアの近くに積むものはドアの開閉時に崩れないように注意する.
- トラック積み込みに必要なものをまとめた箱を作るとよい.でトラックかトラック助手席においとく.積み込みに使ったこまごましたものはとりあえず放り込んでおけばよい.中身は(本気馬用のスパナ,レンチ,はさみ,結束バンド,ガムテ,ゴミ袋数枚,荷締めベルト,カッター,ペン,ビニ紐)くらい?思いつけば追記します.
7/某日 積み込み
いろんな懸念はあったがとりあえず積み込みを行った.15時頃上の体育館に行ってテント3張の受け取りに行った.4人とか言ってるけど8人くらいいてもいいと思う.緑の骨組みがむずい.おっちゃんは相変わらず優しかった.テントは何の問題も無く借りれたので,九大の学務や課外活動係や課外活動施設のおっちゃんの情報共有の不足がよく分かる.(飛行試験の予約とか見てたらそらそう)
テントの骨組みは銀マットで巻いて崩れないようにしてから固定する.詳しくは写真とか見てね.テントを積み込むときに銀マット一袋持参するべし.今年は涼しくてよかった.終わったらイーストで1張り.イーストの倉庫はグラウンドの中の協創館側の右側.グラウンド用の鍵と倉庫用の鍵が要る.どうやら陸上部の倉庫らしい.鍵は全学のところの体育館の事務所で借りる.めんどくさい.困ったら鍵全部借りてく.
16時頃?トラックとハイエースを乗り込み練のところに持って行って積み込みを始めた.指示する人が不明で初め若干ぐだった.ハイエースは長谷部,川平,富永,黒瀬,中里,山田あたりに確認してもらいながら積み込んで,30分くらいで終わった.一応何をどこに積み込んだかslackに投げておいたがたぶん誰も見てない.メジャーとガソリン携行缶くらいは場所を共有しておこう.(初めから部車積みでもいいと思う.)
トラックはテントの脚の固定に苦労してた印象.見てないのでよく分からんがずっと同じ人が頑張ってた気がする.肉体労働はローテーションを意識しましょう.ハイエースが終わった時点で澤田さんにチェックリストをバトンタッチした.ここでもリストが雑だとチェックに苦労するので,ちゃんとしたリストを作りたい.一回完璧にしておけば5年くらいは使える.空いた時間で体温表の印刷などをした.20時頃終わって解散.班長たちは既に疲労がやばそうだった.帰って荷造りして寝た.
7/20(水) フェリー組出発
10時くらいには学校に行って,予備の体温表,最新版のしおりの印刷や非接触体温計や消毒液の確認をしに行った.作業場前はたくさん人がいて,みんなのんびりしていた.非接触体温計は研究室から借りていった.積み込みのリストには無かったけど,個人的にマスキングテープ,ビニール紐,不織布のマスク,消毒液を積んでおいた.
集合写真を撮って,山下くんと澤田さんと部車に乗り込んだ.お見送りが豪華だった.伊都ストレートに突如現れる松尾で爆笑した.松尾に感動して涙ぐむてらちゃんでもっと爆笑した.山下君はサンキューハザードマンだった.旅程に余裕があったので精神的な余裕があった.トラックが停車するごとに機体と本気うまの確認をした.
新門司IC降りてすぐのセブンでお弁当を買った.平城京が見える.分かりやすい.説明会のてらちゃんナイス.名門大洋フェリーに乗らせようとするあまねちゃんを恵ちゃんが止めてくれた.ナイス.全員1時間近く余裕をもって到着し,乗船完了.乗船前に高橋にトランプを買いに行かせる澤田さんも良かった.
乗船後は次の日の集合時間と集合場所を決めて,各自フェリーを楽しんだ.寝る前にトランプしたけど,眠すぎて神経衰弱が協力ゲーと化した.
<行きのフェリー客室>
鳥人間コンテスト様の札がある.2段ベッド×8の16人部屋で,男女別.コンセントが各ベッドに1.ベッドはカーテンがついてる.空調は一括管理.部屋は鍵が無い.ベッドに100円入れたら帰ってくる式の小さい貴重品入れがある.タオル,歯ブラシ,スリッパなどはつかないので持参の必要あり.シャンプーとかは大浴場に備え付けのがあるけど,洗顔とかクレンジングは無い.化粧水とかも無いので持参する.甲板は寒いので風邪をひかないように.Wi-Fiは30分×4回までなら使えるが相当弱い.おとなしく語らって寝るべし.
7/21(木) 前々日
なぜかあまり寝れなかった.起きて明石海峡大橋を見に行ったが,少し遅かった.女性陣は起きて来なかった.みんなあまり寝れなかった様子.準備を終えて,集合時間に全員揃って下船.下船場すぐ外の道路で機体の確認をした後,昨日と同じ配車で出発.できればドライバーチェンジしてあげたかった.大津サービスエリアまではどこのICから乗ってもいいが,3号線に乗る.途中で右回り,左回りのルートがあるがどっちに乗っても着くのでどちらでも良い.神戸港付近の方々の運転マナーはえげつない.道もややこしい.できれば慣れているドライバーが良い.藤林カーがかなり迷っていた.
大津での休憩後彦根アートホテルに向かう.彦根IC降りたら右折して8号線に合流するのが楽.彦根駅近くのレンタカー借りる組を待って10:50全車アートホテル合流.メジャーとシャベル,ガソリン携行缶を部車に積み替える.
11:00 3車に分かれてファミマへ向かった.絶対に運転する必要があると思っていたが伊都で練習ができなかったので,このタイミングで覚悟を決めた.てらちゃんか菊池かゆうすけに助手席に乗ってもらおうと決めていたので,部車で菊池に隣に乗ってもらった.前後を他の車に挟んでもらう予定だったが,永遠にホテルから右折できなくて困った.なんとかなってよかった.
11:20 下見に向かったところ,結構な怒られが発生した.このあたりでしみしゅんの心がほぼ折れた.
12:00 下見を諦めて各車で別行動することになった.部車組でカインズへ買い出し(明日の飲み物と朝のウィダー),部車へ給油,ガソリン携行缶にも給油した.食料品はカインズの隣のbieselみたいな名前のスーパーにある.極楽湯の回数券は高橋が乗ってるカーに頼んだ.
13:00 買い出しを終えてお昼.彦根城近くの鶴亀庵で蕎麦を食べた.菊池と澤田さんがビンゴでデザートのみたらし団子を引き当てた.もちもちでうまい.食後に多賀神社に向かった.菊池とてらちゃんはかなり疲れが見えていたので,澤田さんと観光を楽しんだ.万灯祭の準備をしていて,本番は綺麗だろうな,というのが見てとれた.このあたりで14時ごろから雨予報が出ており,16時チェックインまで時間をつぶすのがきつくなっていたところ,ゆうすけが15:00チェックインの交渉をしてくれた.かなりナイス.アートホテルを出てから多賀神社まで運転をしたので,結構練習になった.帰りは菊池に運転を代わってもらった.彦根駅までの道を確認したかったので,菊池に駅の東口ロータリー経由でアートホテルに向かってもらった.
15:00 アートホテルチェックイン.ホテル組は17:00コインランドリー,19:00夕食,21:00会議予定で,それまで自由時間.疲れていたので少し寝ようと思ったが,運転が不安すぎてグーグルマップで予習してたら17:00になっていた.
17:00 ロビー集合でフタバヤ併設のコインランドリーに行く.みんなで行く必要ないので,澤田さんのをあずかってランドリーへ.2日間の3人分乾燥込みで1時間あれば十分.ゆっくりしたかったのでついでにスーパーでお弁当を買ってホテルで食べた.ここのコインランドリーは0時までなら回せて1:15くらいまでなら開いてるらしい.参考までに.
18:15 洗濯物受取に行く.帰って風呂入ってしおりを読んで今後の予定を頭に入れてたらミーティング時間に.定期的に届く新幹線組の順調そうな連絡にほっとする.
21:00 ミーティング.明日の予定の確認.新幹線送迎組を決める.提出書類の問題が発覚する.ドライバーカウントはされていなかったが,なんとなく嫌な予感がしたので一応すぐ動ける準備だけしておく.
21:50 こういうときの予感は当たるもので,ドライバーが足らないとのことで菊池から電話が来て彦根駅までの運転を頼まれる.私以上に菊池が不安そうで申し訳なかった.進研ゼミで予習しといてよかった.しみしゅんの心は相変わらず折れてた.
22:45 無事に新幹線組がアートホテルに到着.みんなの元気そうな顔見てだいぶほっとした.明日も早かったので,車の鍵を菊池に渡してチェックインは他の人に任せて部屋に戻って明日の確認をしてから寝た.(後発組がタクシーで行ってくれたのありがたかった.夜遅い+1台に乗り切れる人数なら全然あり.負担が減る.変更があった組の旅程を宮前が全部調整してくれてたの助かった.心理的負担が減るし安心感が違う.)
7/22(金) 前日
5:00 起床.準備して今日の予定の確認.
6:00 全ての準備を済ませてからロビーへ.ペンと体温計もってく.朝ご飯を食べて,体温表の手伝いをする.ここで来れなくなった人と応援団のメンバー変更を知る.まだ提出されてない人に個人で連絡して体温を提出してもらう.
7:20 部車で何人かと湖岸へ.日が出てると運転しやすいな,と思いながら相変わらずアートホテルから右折ができない.
7:40 湖岸に着いたころにはほとんどハイエースの積み下ろしが終わっていた.しみしゅんと前日までの組の体温表を完成させ,琵琶湖の総人数を確認した.ここで旅程が変わった人や来れなくなった人を頭の中で大体整理できた.
8:00 うまやブルシを準備した.(結果論だがここで敷いたブルシは悪手でしたね)
8:30 トラックの状況の連絡が無く,現場がごちゃついた.
9:00 トラック積み下ろし開始.積み下ろし自体は早く終わったが,設営がごちゃついた.難しいところです.駐機場の状況に応じて,テントの建て方を数パターン考えておいて,共有しておくといいかもしれない.
このあたりから時間は曖昧です.機体を組んで,脚蓋電装試験.カウルがEライト貼ったりしてた.買い出し系統は宮武,宮前,ぐっさんがやってくれた.任せられた.お昼のマックはせめてチーズバーガーがいいね.運営はオンボードカメラの取り付け準備,応援どんなことしますか,しみしゅんの写真撮影.私は他チームチラ見したり写真撮ったり土嚢作ったりテント建ての手伝いしたりした.書類に問題が無いのが分かっていつの間にかしみしゅんが生き返ってた.
14:00 機体審査,爆速.実は前日参戦が初めてだったので近くで見たかったが,あまり人が多くてもあれやしな,と思って遠目で見てた.
主翼のメイン層が休んでたのは英断.自分の動くべきところを見極めて休めるときに休みましょう.おおかた終わったら主翼1,2番用のテントを建てて,2番の窓閉じたりしてた.マドマドの記録は澤田さんの1分50秒(確か,あんま覚えてない)お前がナンバーワンだ!
17:00 安全審査ステッカー
金曜新幹線先発組の迎えがあったので,ホテル待機組と主翼上級生が離脱.17:30彦根駅に寄って森と伊藤を乗せてホテルに向かった.なぜか秋山カーが6人で菊池カーが3人でした.当車,人気です.
18:00 大雨.19の記憶が蘇ってきた.このあたりからしおりとは違う動きになる.
18:20 ホテル組が駐機場に戻り,耐えている間に湖岸泊組に風呂と飯を済まさせるのが最良だろうという考えはあった.琵琶湖に戻る可能性は見えていたがさすがにご飯食べるくらいの時間はあるだろうと思ったので,運転がしんどかったのもあり,私以外でご飯に行ってもらった.フライトチームは必ずホテルに戻るだろうし,私は最悪飯が無くても動けるので,現状が分からなかったのでいったんシャワー浴びて湖岸に向かう気持ちの準備だけしておいた.菊池も書いてたけど,予想はできたしひとこと湖岸に戻る可能性を言っておけばよかった.ただ正直そんな精神的余裕は無かった気もする.
18:30 ホテル泊組がご飯に向かってすぐに湖岸勢からヘルプを求める連絡がきた.
18:50 ゆうすけから電話があり,極楽湯第1弾勢が琵琶湖に戻るのに時間がかかりそうなのでその間をホテル泊組で耐えることになった.そらそうやわと思いつつご飯行った組に連絡.荒木菊池に連絡がつかなかったので,森に今後の動きを指示.翼持ちが湖岸に行くかホテルに戻るかは本人たちの判断に任せた.最終的に,菊池,荒木,小江,岡田を湖岸に向かわせ,森,伊藤を一度ホテルに戻し,秋山,澤木,森山で湖岸に向かった.
19:30 伊藤とドライバーを交代し,ホテルを出発.
19:50 湖岸着.ほぼ同時刻に菊池の車も到着.
ここからは詳細な時間は分かりません.
まだ極楽湯に行けてない人を送るのを優先させる.私と菊池以外の人に翼保持を交代させ,まとめて1台で風呂に向かわせる.なんかしばらく湖岸でぐだぐだしてたような気がするけどなんでかはよく分からん.荒木と澤木に連絡係を任せる.他の人にライトも頼む.
湖岸は想像以上の惨状だった.ライトが無く,暗くて何も分からん.人員配置的に動ける人が秋山,菊池の2人のみのため,雨風対策をするのは諦めた.キャノピー付近でブルシから雨漏りがしていた.菊池によれば問題ないとのことだったため,とりあえずそのままにしておいた.パソコンや電装,尾翼関係の類が散乱していた.菊池の案で濡れたらまずいものをハイエースに避難させることにした.ナイスすぎ.
まずテープ類,工具類,銀マット類や電装関係だと思われるものをまとめた.箱ものは入り口近くに移動させ,赤ワゴンでハイエースまで運ぶ準備をした.電装,脚,尾翼関係のものは近くにまとめ,触らずに置いた.飲みかけの誰のか分からんペットボトルを50本くらい捨てた.その他のごみだと思われるものも外のごみを乗っけているワゴンにまとめた.
20:30 ゆうすけカーが湖岸着.おそらく上記の作業の途中で人員が増えている.須貝君と澤田さんに雑な指示を出してしまった気がする.せっかく風呂に入ってきた子たちを働かせてしまった.翼保持と変えてあげればよかった.反省.尾翼関係のものの管理については乾さんと荒木に,尾翼班チャンネルで連絡しながらやってもらうよう任せた.荒木には宮武の買い出しの連絡係も任せた.人が増えてからは動ける人員が増えたので,細かく指示を出しながら働いてもらった.おおかた片付いた時点で,澤木に尾翼側から床を拭いてもらって湖岸泊組が泊まれるようにしてもらった.そうこうしているうちに極楽湯組が徐々に帰ってきたので,寺西,佐野,あと誰か(恵ちゃんだったか?)あたりに,やったこと,現状,物の配置と在庫を伝えた.新幹線の迎えがあったのでホテル組はこの辺でバトンタッチしてホテルに向かった.22:00頃湖岸を出た.ちなみにこのあたりでレンタカー一台がパンクで使えなくなる.
22:30 しおりの時間を直し忘れていて?金曜新幹線組の迎えが間に合わないことが発覚した.とりあえず動かせる車がないので,ホテル組を送り届けた後に彦根駅に向かった.森山に迎えが遅れることを伝えてもらった.この時点で秋山カーしか動けなかったので,あまねちゃんに私含めて3台分手配してもらうよう頼んだ.直後ホテルに着いた宮武とぐっさんと3台で彦根駅へ向かった.大雨の湖岸からこのあたりまでの連絡は全部あまねちゃん任せになってしまった.負担大きかったと思う,ありがとう.
23:00 彦根駅着.ここでもまた雨が降り出した.当初の予定では14人だったが,人数変更で12人になっていたので,車は2台で足りた.というかシエンタって7人乗れるんや.知らんかった.ぐっさんに半年ペーパーででかいレンタカーで雨の夜をソロドライブさせてしまった.申し訳ない.ありがとう.配車でまたバタバタした.中村君,三堂くん,ぐだぐだな先輩達のサポートありがとう.
23:30 アートホテル着いてチェックイン.黒瀬さんから応援団の集合時間について報告があったので,明日の応援団の集合時間を30分早めた.しおりに沿って応援団と尾翼の2人に明日の説明をして,Tシャツを配布して解散.結果的に遅くなってしまった.あと応援団関係の連絡は全部黒瀬さんがやってくれた.ありがとう.
00:00 ホテル組に菊池が合流して,菊池山口宮武秋山で明日の送迎の確認をした.確認終わった人から解散.ぐっさんは前日に実績解除していたので,秋山が朝イチのフライトチームを送ることになった.
01:00 カロリーメイト食いながら明日の流れの確認だけして,軽くシャワー浴びて就寝.
7/23(土) 当日(当日じゃない)
4:30 起床.健康.チェックアウトの準備をしてホテルのコインランドリーを貸してもらえるようにフロントの人に頼んだが,誰かの洗濯物が残っていて断念.電装班の予備基盤とバッテリーチャージャーが無いとのことでガチで焦る.結果的に外のごみのところにあったらしい.本当にごめん.とりあえずフライトはできるとのことで自分のやるべきことに集中する.思い出してみてるけど正直捨てたか捨ててないか以前に触ったか触ってないかすら分からん.袋の存在すら認識してない.結果なんとかなって良かったけどこれで飛ばせてなかったら一生悔やんでた.
5:30 フライトチームを湖岸へ送る.Pに眼鏡を渡す.菊池が起きてこないので先に出発した.行きは藤林が運転してくれた気がする.車でホテルに戻る.
6:30 前日ばたばたしすぎて朝ご飯が調達できていなかったので,この便で朝ご飯を調達して持っていくことを昨日の深夜のミーティングで決めていた.中村と三堂に前日組から預かったリボンを渡す.中村,三堂,菊池,山口と湖岸に向かい,みんなを下ろした後ぐっさんとファミマで飲み物とウィダーを調達する.応援団の送迎があったので,slackに一報入れて駐車場に取りに来てもらうようにしてホテルに戻る.
7:30 応援団に紫のリボンを渡し,応援団とホテル待機組ほぼ全員を乗せて湖岸に向かう.
8:00 湖岸に着いたら応援団の集合場所を説明し,駐機場で応援グッズを探してもらった.現場は行った時点で移動が始まっているのに2番翼が組まれておらず,トライデントが見つからず,朝ご飯も取りにこれていない状態だった.余裕の無さが見てとれたので,応援団の子に飲み物だけでも届けてもらった.飲む余裕は無かったっぽいが.
応援団が集合場所の下見に行ったので,あとは任せてホテル待機組と合流.涼しくて過ごしやすい気候だったが,日差しが強くなったときのために1年生の吉年君に車1台の鍵を預けておいた.9:00頃?
OBさんがたくさんいらしていたので,あまねちゃんと他チームの機体のぞいたりTシャツ買いに行ったりOBさんとお話ししたりした.涼しかったが風が強く,機体保持が辛そうだった.
10:00 転回上の手前のあたりで風がだいぶ渋くなる.19が脳裏によぎる.Pが半袖で雨風にさらされていたので上着を貸す.
10:00~10:30 大会中止のアナウンス.現役が駐機場に移動を始める.19の記憶をたどり,まず日曜日に延期された場合に出れるか出れないか,デッドラインは何時かを考える.ほぼ同時にしみしゅんから人数調査を頼まれる.あまねちゃんにslackに投げてもらう.OBさんの数的にも人数不足による棄権だけは絶対に無いと思っていたが,不発弾処理による日曜琵琶湖発のデッドラインがあることが分かり,日曜の15時とか16時のフライトになった場合は難しいかもな,と考える.
これ以降の詳細な時間,やったこと,順番はあんまり覚えてません.
OBさんからの寄付やTシャツの管理を岡田,小江,森山に任せる.リボンが無いので駐機場には入れない.Slackが連絡手段としてほぼ機能しなかったので,なるべく直接声をかけるか電話をして意思確認をする方向にシフトする.
OBさんに今こっちでできることは何か聞く.とりあえずフライトチームのホテルを取るよう勧められたので,ホテルへの空き確認と予約を頼む.
従来の予定ではフライトチーム,班長代が軒並み湖岸泊の予定だったため,最低でもホテルに泊まらせたい最低人数をピックアップして,その数のホテルの予約をお願いした.当日参加しないB2と応援団のB1を湖岸に泊まらせれば,金曜日夜の湖岸泊組は全員ホテルに行けることが分かったので,10名分の空き部屋の確保ができたところで空き部屋を探すのを止めてもらった.OBさんから昼ご飯の差し入れの申し出があったので飲み物と一緒にお願いした.現場の指揮は清水,寺西,菊池に任せ,現場以外のことは彼らに頭を使わせないよう自己判断で行動することにし,最低限の報告と確認に抑えた.
B1の10人は予定通りホテル,ホテル待機のB2の5人は湖岸に泊まってもらう了解を得た.上記5人に車1台使って湖岸泊の準備をしてもらった.
相変わらずslackが連絡手段として機能しない.応援団にテントや翼保持に回ってもらったが,しみしゅんが人数制限をビビり始めた+指示系統が機能しなくなっていたので1年生とパイロット,テール持ちを先にホテルに送る.ホテルのメンバー変更によるチェックアウト,チェックインが必要だったのでB2の5人もホテルに送る.なんか車の修理だったり,のんきな藤林からの電話の対応が途中途中に挟まれる.まあ元気そうなのでよし.
1年生を送り出して駐機場に戻ると5:30フライトの件と駐機場移動の件をしみしゅんから聞かされる.菊池がキレてた.明日の朝が早いので,爆速でホテル組をホテルに送って休ませ,それと同時に駐機場の移動を少ない人数で,なるべく体力を使わずに済ませなければいけない.その場で体力的余裕がある人に余りのリボンを配布し,肉体労働の了承を得る.土嚢やブルシなど,機体に関わらなくて体力を使うものを順次新しい駐機場に運んでもらう.テントと1,2番の移動にトラックを使うことになる.そこらへんも宮武に連絡して説明した気がする.さすがに遠慮が無さ過ぎたかと思って物資の移動をお願いしていた人には翼保持を代わってもらい,現役にテントの脚とか運ばせた気がする.土曜中に帰らないといけない人は時間,送迎含め本人たちとぐっさんに任せた.
OBさんが送迎を申し出てくれたので翼持ちの2人+疲れてそうな2人を車でホテルへ送ってもらう.どこかのタイミングで5人不足している当日メンバーの補充をさせた.各班長に各班で必要なものの把握と整理もさせた.当日新しく参加するメンバーをまとめてしみしゅんと追加メンバーに伝える.
大体新駐機場への移動が完了したところで,ホテル組の確定に入る.脚蓋電装にかかわる班は同じホテル,主翼の数人は同じホテルがいいとの希望があったのである程度は決めてあったが,車の台数や今駐機場に残っているメンバーなどを見て本確定に入る.このあたりから俺湖岸に泊まりたいです勢が出始める.何か様子がおかしいな,と思ったらホテル割の暫定版を共有していなかった.ガチで一番のやらかし.最優先でやるべき私の仕事だった.OBさんにチェックアウト時間を聞かれたので,申し訳ないけどキャンセルをお願いした.
新しい駐機場の設営がおおかた終わり,湖岸泊組第一弾に極楽湯ついでにホテル組を送ってもらった.日が落ちて暗くなり始めた.OBさんから晩御飯の差し入れと足りない資材の買い出しの申し出があったので,その場にいた人達に資材の確認をさせた.次の日の朝はご飯食べる暇がないだろうことと,おにぎりなどを一晩屋外においとくのはまずいだろうということでOBさんに日曜の朝用の飲み物とウィダーも買ってきていただいた.途中でフライトチームのミーティングだったり旧駐機場の清掃だったりが入っていたはず.完全にそこまで回る頭が無かった.谷澤,川平ありがとう.
昨晩の雨風のことがあったので,湖岸最少人数を10人にした.極楽湯に行った第一弾が帰ってくるのが遅くなりそうだった.10時ごろからノンストップで20時ごろやっと一息つけた気がする.
人数的には1人アートホテルに空きがあるはずだったがあまねちゃんに確認してもらったところ,1年生の部屋数がひとつ足らないようだったので秋山が湖岸に泊まることにした. どこかのタイミングで応援団に明日の集合時間を連絡.ドライバーは私とぐっさんでまかなえることを確認した.OBさんから朝早くでも問題ないと送迎の申し出があったが,その時点では私がアートホテルに泊まる予定になっていたことと,どっちにしろ1台で送りきれる人数では無かったことから断った.湖岸泊になったのでアートホテルに迎えにいくために1:30に起きて湖岸を出ることにした.寝る前に菊池たちがごみをまとめてハイエースにぶちこんでいた.ありがとう.
湖岸泊組の第一弾が帰ってきたら希望者の第二弾を送っていく予定にしていたが,このあたりで糸が切れた.申し訳ないけど第二弾組には極楽湯は諦めてもらい,寝る準備に入った.昨日のことがあったのに雨対策皆無なの正気かよ,と思いながらブルシの上の機体関連のもの含む資材の上にブルシをかぶせ,しみしゅんにモバイルバッテリーを貸してもらい寝た.寝る前に菊池としみしゅんが大変優しかったので,疲れが滲み出てしまっていたのかもしれない.多分23時頃本格的に休む体制に入った気がする.夜は寒かった.若干雨が降った.尾翼をテントの中に収めきれなかったのでたぶん杉田が尾翼を守る作業をしていた.
<OBさんにやっていただいたこと>
- 金銭的支援(多額の)
- ホテル空き部屋を探して電話,予約
- 飲み物,ご飯の買い出し(土曜昼,土曜夜,日曜朝,日曜昼?)(全額負担)
- 資材の買い出し(全額負担)
- 車でホテルまで送迎
- 駐機場の移動の際の体力仕事
- 健全な頭脳貸してもらった(私何したらいいですかね,て聞いた)
- それぞれ全てに対する申し出
<感想・反省>
- この土曜日の自己評価は70点.マイナス点のうち20点はホテル割を早く共有しなかったこととホテル組を早く送り出さなかったこと.しおりのメンバー変更や人数変更が反映されていなかったのは地味にきつかった.
- 綿密な打ち合わせは全くなかったにもかかわらず,M2勢はそれぞれかなり正解に近い仕事の分担と行動ができていたと思う.自由に動けるぐっさんの存在もでかかった.
- 眠気や疲れは無かったが脳が正常に働いていない感覚はあった.
- 運転練習はガチでしててよかった.あと眠りが浅くてよかった.起きれないかも,みたいな心配は皆無だった.運転中寝る心配も全く無かったが注意力が散漫になる心配はあった.
- 湖岸泊組第一弾の人たちが申し訳ないと思っていそうだけど,なんというか仕方が無かった.前日のことがあったので湖岸待機人数を減らさなかったが,結果的には減らしても良かったので各自車出して適当に極楽湯行ってもらえばよかった.あとは第一弾を早く送り出せなかった私が悪い.始めから1サイクルが長くなるのは分かっていた.一番は私の態度が良くなかった.すまん.
- 現場以外の全てを把握して回さないといけなかったのは普通にきつかった.鳥コン終わった直後はもっとうまくできた,と思ったけどこうしてみるとあの状況下ではよく頑張った方なのでは.いや文字にしてみるとそんなこともないかも.
- OBさんにやっていただいた仕事が全部,こちらから頼むのではなくこうしようか?必要なものある?っていう形で返答だけすればよかったのがガチで一番助かった.あと詳細な指示を出さなくても任せておけばいい感じにしてくれるという安心感.その場にいたOBさん方には何の遠慮も無く動いていただいた.その場にいない人を呼び戻すのは指示を出せる頭数が無かったのでしなかった.(もしこの文章読まれているOBさんいらっしゃったら申し訳ありません.本当に助かりました.どうか来年からもご支援のほどよろしくお願いいたします.私もOBとしてしっかり支援する所存です.)鳥コン前後にslackに入ってもらうのはあり.ここまでイレギュラーな事態でなければもう少し連絡はうまくいった気もするが…
- 改善点を挙げるとすればまず第一に1点目のホテル割と共有の件.2点目はもう少し現場での手を抜いて全体を見るのに労力を割けばよかった.3点目は仕事の配分.これに関しては難しいところ.誰かに任せてもその人に判断能力が無いと,結局自分が確認して判断することになり二度手間になる.あまねちゃんの,「下手に口出すと余計混乱するので自分の手に負える範囲でできることをする.頼まれた仕事はきちんとこなす」っていうスタンスは個人的には正解だと思う.
- 現場に負担をかけないために現場外のことは全て自分の中で完結させる,と決めたのは自分なのでそれに関して不平も不満も全く無いが,客観的に見てもう一人いればかなり違ったとは思う.
7/24(日) 次の日(当日)
1:30 起床.健康.駐車場に行くと菊池が待っていてくれた.心配だったそうです.人の優しさに触れた.個人的には菊池を休ませたくてドライバーを買って出たので意図とは違ったが,普通にありがたかった.1台でホテルに向かい,ホテルにある山下カーと2台で湖岸に向かう予定だったが,山下君が起きてこれないor疲れにより運転できない可能性を考えて2台でアートホテルへ向かった.深夜で民家に向けて車のライトをつけられないので,菊池が消灯したまま車の向きを変えてくれた.それぞれ車に乗ってアートホテルへ.個人的には深夜の方が歩行者も車も少なくて精神的には楽.
2:10 大体みんな揃って,山下君も大丈夫そうだったので3台で湖岸へ.駐車場入るとき山下カーがライト消さなかったので俺らの努力はなんやったんやという気持ちになった.
2:30 フライトチーム以外はほぼ全員揃って脚蓋電装やったり機体組んだり.この時点で必要のないものをまとめたりした.ぐっさんと会って送迎の確認.4:00にフライトチームが藤林の運転で湖岸へ.4:30にホテルにある宮武カーとぐっさんの車で応援団を輸送する予定.当日メンバーでない一応現役が秋山荒木山口松尾の4人で,おそらく当日メンバーはフライト後には使い物にならないことを考えて,あまねちゃんにフライト後の動きの指示を全て任せ,トラックやハイエースにスムーズに積み込みができるよう準備してもらった.フライト後でも脳が使い物になるのはお前だけや.この判断+根回しはだーいぶ正解だった.ある程度機体の組み上げを見届けてから,今後に備えて少し寝た.
4:15 起きる.ぐっさんがアートホテルに向かってくれたと聞いてまた寝る.
4:30 帰ってきたぐっさんと出会って,情報が間違って伝わっていたことが発覚.すまん.ホテルにおきっぱの車の鍵を藤林から受け取り,急いで二人でアートホテルへ.応援団は5:05に橋のところで集合完了していないといけないとのことだったので,とりあえず宮武に応援団を乗るだけ乗せて先にホテルから湖岸へ向かってもらう.急ぎだったのでぐっさんが飛ばしてくれた.運転初心者の爆速ドライブは普通に怖かった.
4:45 ホテルに残っている応援団後発組の輸送をぐっさんに頼んで,応援団先発組に湖岸の応援グッズを探してもらうよう頼み,私はゆっくり一人で湖岸へ戻った.この時点で全ての車が結婚式場に集まった.ぐっさんの車はなんとか間に合ったっぽい.ファインプレー過ぎる.ここでなんとか全てのつじつまを合わせることができた.機体も見る限り順調そうだった.
5:30 秋山荒木山口松尾で機体を見ながらペラの邪魔にならないようテントの片付けや荷物の整理.トラックに積みやすいように積み込み場の近くに物を移動させたりした.OBさんも手伝ってくれたらしい.私はまだ考える頭が残っていたので,もしフェリー組が1日帰りを遅らせることになった場合の流れなんかを考えていた.
フライトはみんなで見た.おつかれさまでした.
フライトが終わって,すぐに積み込みの準備を再開した.
6:30? みんなが帰ってきた.山下君が意外と元気だった.山下君のサポート含む指示は全てあまねちゃんに任せた.連絡も全部やってくれて頼りになった.トラックの積み込み開始が8:00以降とのことだったので,先にハイエースにものを積むことになった.荷物の移動はわりとすぐ終わったが,ハイエースの鍵を菊池が持ったままパイロットのメディカルチェックやらなんやらに行ってしまったので,積み込みが遅くなってしまった.機体が出発する前に車の鍵系統は全て預かっておくべきだったが,まあものすごく反省するほどではない.積み込みに時間がかかってレンタカーの返却時間に間に合わなそうな場合はOBさんに頼んで順次彦根駅に輸送してもらう準備はしていたが,トラックの積み込みや式場までの荷物の移動に人手が欲しかったので一旦取りやめた.
7:30 くらいからハイエースの積み込みを始めた気がする.積み込みはあまねちゃんとぐっさんと私でやった.ハイエースの積み込みは行き以上にクオリティの高いものができた.完璧といってもよい.お金とれるレベル.その道のプロ名乗ろうかと思った.30分以上かけてそれなりにゆっくりやったのもある.重いものはぐっさんが頑張ってくれた.大変助かった.
8:30 トラックの積み込み30分制限が終わってしまったのでトラックも結婚式場に着いた.ガソリン携行缶の残りのガソリンを宮武に福岡シエンタにうつし変えてもらった.菊池と合流.疲労がえぐかった.そらそう.この時点でフェリー組含め元々の旅程の通りに帰福を目指すことになった.
9:00 積み込み等全部終わってみんなのんびりタイム.ペラが飛んでた.新幹線組の駅までの送迎でなるべく往復をしたくない+レンタカーなどをさっさと返し終わって気を楽にしたい+フェリー組は神戸までの運転に備えて休みたい+もういろいろ考えるのがめんどくさいといった理由から,新幹線組全員乗せて5台で一気に彦根駅まで送り,その足でレンタカー店にいってレンタカー3台を返し,残り2台で湖岸まで帰ってくることにした.ドライバーやばそうだったのでどうにかしてあげたかったが(特に菊池)ドライバーカウントしてしまった.すまん.OBさんの車使わせていただいてもよかったけど結局レンタカー返さんといけんかったんで…
9:30 新幹線組湖岸出発の予定だったが結局出たのは9:50頃.まあ許してくれ.宮武氏がホテルまで忘れ物を取りに帰るなどあったが,無事レンタカーを返し,福岡シエンタと北九州シエンタに給油し,湖岸に戻った.
11:00 ドライバー組全員湖岸に戻る.もうちょっと早かったかも.レンタカー3台と部員35名くらいがいなくなるとだいぶすっきりした.しばらくはペラ見たり木陰でゆっくりしたりしてた.私は他チームの見学に行きたかったので,森を連れ出して三鷹を見に行った.面白かったけど途中普通に限界来たので木陰で休んでたら呼び戻されたので戻る.
12:00 琵琶湖を去る準備.運転できる人を二人ずつ各車に配置し,荷物を積んだ.一度駐機場に戻って掃除をして,あまりにもお世話になりまくったOBさんに挨拶した.
12:30 琵琶湖を出発.どこで休憩するかは各車に任せて,17:00までに神戸港に着けばいい,ということでかなり余裕をもたせて出発した.運転手として私と藤林,同乗者に松尾と恵ちゃんだった.藤林が早速左折専用レーンに乗ってしまい,ものすごく難易度の高い道を走らされたがなんとかなった.さすがです.高速に乗ったら爆睡した.首ぐわんぐわんしてた.気づいたら大津SAだった.藤林ありがとう.
13:50 大津SAで休憩.天ぷらがほんまにおいしくて感動した.あったかいご飯っておいしいんだなあ.よく考えたら丸2日くらいウィダーで生きてたわ.
14:45 高速を運転する覚悟を決めて車に戻ったら,藤林が俺運転するっすよ~って言って運転してくれた.結局伊都まで全旅程を運転してくれた.ありがてぇ.ナビ設定せずに走り始めて,神戸の高速降りるあたりで助手席の松尾のスマホの充電が死んだ.こいつ充電無いのに助手席乗ったんかいって思わず突っ込みそうになった.あと免許証は持ってきてくれると嬉しかったな.
15:50 フェリー乗り場に早めに着いたので六甲アイランドのスーパーとかコンビニとか寄った.行きも思ったけど神戸のやつらマジでろくな運転しねぇわ.
17:00 フェリー乗り場で手続きやらなんやら.なんか気づいたら乗船口に桂君おった.どういうこっちゃねん.乗船ドライバーに任命されそうになったけど船内は狭いらしくかなり不安だったので代わってもらった.すまん.フェリー乗り場やフェリーではみんなフライトについて話してた.
18:00 乗船.ミーティング.自由時間.
<帰りのフェリー客室>
ランクの高い客室だった.2人部屋.赤いカードキー付き.タオル,浴衣,スリッパ付き,ハンガー,客室内にトイレと洗面所あり.頑張れば客室内にWi-Fiが届く.ベッドの質が良い.あまねちゃんに洗剤借りて洗面所で手洗いして干しておいたら次の日には乾いていた.修学旅行生とバッティングして人は多かったけど,それにしても風呂が最高だった.飯も最高だった.菊池とあまねちゃんとしみしゅんとあまりにも盛り上がらないトランプをした.エモい同期の思い出話は皆無だった.橋のライトアップも朝焼けの甲板も見たかったけど,さすがに寝た方がいいと思ったので諦めた.大体いつ行っても甲板にはしみしゅんがいた.さすがによく寝れた.
7/25(月) フェリー組帰福
それほど特筆すべき点はない.ドライバーとして桂君が増えたのはでかかった.朝起きて集まって,各車に分かれて出発.藤林の運転は安定感がある.古賀SAで朝食.トラック同乗者の車割を変えて帰伊都.トラックドライバーの疲労がえぐいため,古賀SAで2時間の休憩を挟むとかいう話もあったが,結局トラックも休憩なしでほぼ同時に到着.途中ハイエースが広川まで行くなどあったが,おおむね問題なく全車無事に伊都キャンパスに到着.積み下ろし開始.積み下ろしは去年の100倍くらいはマシだったと思う.昔はフライト直後から代替わりなので引退した人はのんびりして現役が動いてるのを見てるだけ,みたいな制度があったこともあるが,最近の人数制限や経験値の低さを考えても,片付けまではM2も参加した方がいい.というか片付けが終わるまでが鳥コンです.
積み下ろしの工程はおおまかに,トラック,ハイエースのものを全て下ろす→下ろしたものを作業場または全学またはファンキーまで運ぶ→作業場等のものを片付ける.と並行して,テントを返しに行く+天幕を洗って干す作業,ごみをまとめてハイエースで糸島クリーンセンターに持っていく作業,レンタカー,ハイエース,トラック,発電機を返しに行く作業がある.作業場関連以外のものについては返却時間があるので,それに間に合うように返却をする必要がある.この辺は前もって綿密に予定を組んでおくか,その場の状況に応じて脳が生きている人が臨機応変に動く.
フライト後の機体とはいえ,雑に扱われたくなければ基本的に自班のものは自班で管理する.普段の作業からでもそうだが,まず各班のものや個人の私物を片付ける.そのあと全体のものを片づける.全体で共有して使うものは誰でも片づけられるので,手が空いた人がやればいい.
今年は洗って干してるテントの天幕を返すのを次の日まで待ってもらえたので,少しこの日中にやらなければならない作業量が減った.借りる際にあらかじめ聞いておいてもいいかもしれない. 作業場を片付け終えた後,帰宅して,トラック返却組が無事に伊都に戻ってきたとてらちゃんからの報告を見た.全旅程終了.おつかれさまでした.この次の日に天幕返しにいったけど.
<個人的な感想>
- 運転は伊都にいるうちに練習しておきたかった.ペーパーの人はせめて交通ルール,ライト,ワイパーの使い方くらいは復習しておきましょう.私は一応していきました.運転バチバチだったら菊池の心労も減らせたかも.
- 今年は去年を踏襲してOBさんの支援が全く無い状態で動けるような旅程を組んであった.それはそれで正しい判断である.今後OBさんに送迎とかも頼む前提にするのであれば,事前にある程度はこちらの予定などを共有する必要がある.でOBさん側からも何台,何人,いつ動けるのかある程度聞き取りしておいた方がいい.個人的には車の送迎が一番頼りづらかった.
- 2年ぶりの琵琶湖,初めての前日入り,イレギュラーな事態への対応だったが,B1,B2の琵琶湖とB3の19の経験でなんとかなった.
- どういった形でも今年いけてよかった.去年は普通にモチベ無かった.
- 魔法の黄色いリボンは大変役に立った.受け継いでいってほしい.
- 今年は機体にほぼ触れていない.サポート役に徹したのは良い判断だった.
- OBさんが神だった.
ここまで読んでくれた人,おつかれさまでした.今年の機体は本当に美しかったと思います.QX-22の1年間の反省や22鳥コンの全体としての反省はslackのQX-22のgeneralに挙げてあるのでそちらをご覧ください.
今後機会があるか分からないので,ここからはこれからのみなさんに伝えたいことを書きます.てらちゃんと被るところが大いにありますが,気にせず書きます.受け取り方は個人の自由です.
1点目:鳥人間を楽しんでください.
自分語りになりますが,私が6年間掲げてきた目標の一つです.作業自体でも,チームとしての活動でも,新しい挑戦でも,質にこだわりぬくことでも,なんでもいいです.楽しく活動することを忘れないでください.苦しくなりそうならいったん距離を置いて,また帰ってきてください.自分がいなくてもなんだかんだなんとかなります.そういうチームです.
2点目:話をすることを厭わないでください.
言葉にしないで人に察してもらおうとするのは傲慢です.どれだけ仲が良くても,どこかでぶつかるときがあると思います.チームで活動していくうえでは避けられないことだとも思います.「何を言わないのかが品性」みたいな言葉が巷にはありますが,言って後悔するより言わなくて後悔する方がよっっっっぽど後味が悪いです.少なくとも私の知っているみなさんは,助けを求めれば助けようと努力してくれるし,問題が起きたときに誰かひとりに責任を押し付けて責め立てるようなことはしません.細かいことでも,自分の意見を人に伝える努力をしましょう.人からの意見を聞く耳を持ちましょう.言葉は攻撃するためのものではなく,コミュニケーションを取るための手段の一つです.
3点目:心身の健康を保ちましょう.
自分の身は自分で守りましょう.できれば周囲の人の健康にも気を配れるとなお良いです.寝不足や注意力散漫な状態の者にものづくり,ましてや人を乗せる飛行機を作る資格はありません.できれば自分の生活も大事にしてください.自分で納得して選択した場合はいいですが,単位を落としたとかはあまり自慢のできることではありません.
4点目:作業場は綺麗に保ちましょう.
再三言い続けて耳にタコができていると思うので今後は大丈夫だと思いますが,作業場は綺麗に保ちましょう.作業場以外も綺麗に保ちましょう.事故やものの破損,怪我を防ぐのに有効な手段です.ついでにものの管理がしっかりできているとお金の節約にもなります.
長くなりましたね.後輩たちのおかげで楽しい鳥人間生活が送れました.こいついつまで来とんねん,手も口もうっせぇな,と思ったこと,1度や2度ではないと思いますが,あたたかく受け入れてくれてありがとうございました.もう少しB1,B2の子たちとはお話ししたかったですね.秋山さん鳥人間引退できるんやろかと心配なみなさん,引退したらやりたいことリストA4一枚びっしりなので安心してください.
おそらく見てる人はいないであろう先輩方,大変お世話になりました.今までの経験が礎となってここまで来ることができました.これからの九州大学鳥人間チームもどうかよろしくお願いします.頼もしい後輩たちばかりです.
同期のみなさん,一緒にQX-20,完成させて飛ばしたかったです.頼れるいい人ばかりでたくさん救われたし,たくさんフォローもしてもらいました.この代と同期になれて,浪人して良かった気がしなくもないです.結婚式には呼んでほしいです.同期飲みもやりたいし,学部の卒業旅行も行きたいですね.私は白川郷がいいです.
これからは九大鳥人間OBの金言,手も口も出さないが金は出す,に則って,しっかり支援していく所存です.やりたいことをやってください.でも安全面で不安があるときには口を出しに行くので,口を出されないよう安全にだけはご注意ください.約5年半,楽しい時間をありがとうございました.来年も,来年以降も,琵琶湖でどんな機体が見れるのか楽しみにしています.できる限り悔いの残らぬよう,突っ走っていってください.応援しています.