Close

7月25日 全組再履/積み込みシミュ

<全組再履>
尾翼マウントに発生した亀裂を修復したことに伴って尾翼部重量が変化し、重心位置の再確認が必要となりました。そこで組み立て練習を兼ねてもう一度全組を行うことに!

全組でのトリム取りは重要です。
大会当日にトリムをとることが理想ですが、時間が無い、風が吹いている等の理由でしばしばトリム取りが出来ないのが琵琶湖というやつです。そんな時は全組でのトリム取りを信じてフライトに臨むことになります。いわば全組はトリム取りのセーブポイントというわけです。だから全組後は重量変化を伴う作業が禁止されるわけですね。
一方、空力計算や製作の誤差、トリム計算に含められない要素などの影響で、飛んでみないと真のトリム位置なんてわからないというのもまた本当のことです。しかし全組でのトリム取りがパイロットの乗り込み位置目安となること、機体に意図しないバンクが発生しない最低限の保証となることなどメリットを考えると、やはりトリム取りの重要性は否定できないと私は思っています。

ところで、トリム取り器をおっきーが新調してくれたおかげでかなり効率よく作業ができるようになりましたね。縦のトリムの後に横のトリムへの取り付け変更が一瞬で終わる、機体を持ち上げて支える時間が最小限で済む…なんて画期的なんだ…!

また、オンボードカメラを模したスマホによる撮影で画角の確認も行われました。なんて画期的なんだ…!

<積み込みシミュレーション>
作業場の前で積み込みシミュレーションも行いました。この時までにトラックやハイエースの荷台寸法を調べておきましょう。
今年は荷物が少なかったためかなりスペースに余裕があったような気がします。

本気馬をミスミ馬に変え、籠池さんを応用したジグによって主翼の固定がすさまじく楽になりました。カウルも大きくなっていたので心配していましたが、うまいことマトリョーシカになっていてすっきり収まっていました。
課題を挙げるとするならば、急な加減速を想定して荷物の配置を考えると良いと思いました。

10時から全組を始めて積み込みシミュが終わったのが19時ごろだったと思います。
皆様お疲れさまでした。
M2永田

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *