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鳥人間コンテスト2021を振り返ってver.松本

元カウル藩長の松本です。鳥人間コンテストお疲れ様でした。コロナの状況下過密なスケジュールでしたが、かなり完成度の高い機体が作れたのではないでしょうか。藩員の皆様、及び手伝ってくださった他班の皆様本当にありがとうございました!

それでは振り返りを書いていきたいと思います。

7月27日(火)

テントの回収人数が少なく大変そうだったので来年は多めにすぐに終わらせたいですね。積み込みに関しては、固定する順番などがはっきりしておらず、かなり時間をロスしていたと思います。積み込む場所だけでなく、ガムテで固定する箇所なども事前に決めておくと主翼を持って待ちぼうけをすることは無くなりそうです。また、テントが予想以上に張り出しているので積み込み位置確認の際は気をつけましょう。カウルの固定にも手こずってしまいました。何かいい方法無いかな?あと今回はカウルの頭が社長にすっぽりとはまったのでかなりスペースを確保することができました。尻尾の2パーツはすでにエポ付しておいて1つのパーツにしておきました。

7月28(水)

出発は15時とかなりゆっくりでした。車検証のコピーを忘れないように。都市高速に乗って古賀SAまで行く途中貝塚JCTで右に入るのですが、一個前に右に曲がれる千鳥橋JCTがあるので間違えないようにしましょう。時間がかなりギリギリになってしまいました。フェリーのレストランで焼きカレーを注文したのですが数に限りがあるので早めが良いです。海風の当たる露天風呂は最高でした!もう一度入りたい!ベットは傾いてるし揺れているし人が入ってきた時に目が覚めるしであまり眠れませんでした笑

7月29日(木)

フェリーを降りて大津SAに向けて出発!駐機場の下見では平な所の長さを測って機体の置き場を確認したり、搬入場所を歩いてみて場所の確認を行いました。プラットホームとトイレまでが遠い…その後滋賀県限定びわブルーシトラスクリームフラペチーノを堪能し、多賀大社にお参りに行きました。ホテルは一人部屋!快適でした。鍵を部屋の中において置かないようにしましょう。洗濯は近くのスーパーのコインランドリーで複数人でやりました。洗濯ネットがあった方がいいです。

7月30日(金)

日焼け止めと虫除けスプレーは事前に。ブルーシートを引きましたが、植物の根っこがトラップなので先に取り除きましょう。トラックでの搬入ではカウルが一番先に出したので、風でパーツが飛ばされないように社長に全てのパーツを養生で固定しました。テントを組み上げの後尻尾を胴体に通し、0胴を組み立てた後、電装の取り付けが終わってカウル本体を取り付けました。電装をつける位置をもっと上手くやれば同時にできそうな気がする。マウント部分のエポ付を人手が足りなかったため30分エポで行ったが、押さえつけが上手くいっておらず、エポがはみ出して少しマウントが浮いてしまった。そのためその他のパーツの取り付けがなんか上手くいかなかった(無理矢理力で解決)。今回のマウントが使い回しであることも原因ではあるが、本番前のエポ付で形が変わってしまうことは多々あるので、できるだけエポを使わない固定方法を見つけたいですね(今までもやってきてはいるがまだまだ)。今回は分割箇所が少なかったことと、肉抜きのおかげで接着部分が少なかったため、エポをそれほど使わなかった。60gないくらい。安全審査までに取り付けたパーツはカウル本体、蓋、フィレット後ろ、キャノピー(仮止め)、フィレットの前側は脚の最終調整まで外せるようにしておきました。キャノピーはオンボードカメラの取り付けのために外しといた方がスムーズに行えます。オンボードカメラの台座は世界最強の両面てーぷによって固定しましたが全然はずれませんでした。カメラの位置をパイロットの目線(水平線)の少し下にしておくと視界を遮らないようです。スマホなどで事前にカメラを確認しておくと良いです。マイクはカウルの内側に貼り付けてもらいました。口元ではなくても良い感じです。マイクの本体は蓋枠のところにおいておきました。今年から回収用のひもを取り付ける事になっていて少し面倒でした。キャノピーをガチこする為に再度本部に要請しました。今回のオンボードカメラの取り付けはかなりスムーズでしたが結局1時間かかりました。安全審査では胴体接合の剛性、0胴ねじりどめの保護、突起部分の保護、蓋の機構、蓋のセンサーなどについて確認していましたが、いづれもOKをもらいました。配線が貼り付けられていなかったため50cm程で固定するように指摘を受けました。フィレット部分の評判が良く「どうやって設計したの?」→「かっこよくしました」(ぐっさん)。解説の桂さんから高胴にするとカウル部分が大きくなってしまうが綺麗に小さく収まっていて素晴らしいと賞賛を受けました。設計のぐっさんありがとう!安全審査が終わり、脚蓋試験をする時に風が強くなり、蓋の檜が取れてしまい蓋が閉まらなくなりました。強風が吹いてきた時は蓋を閉めておく、またヒノキは平な面に接着することを意識しましょう。それ以外は特に問題はありませんでした。琵琶湖泊は地面が硬く全然眠れませんでした。自分で寝袋や銀マットを持っていった方がよかったかも。虫除けをめっちゃ振っていたのと蚊取り線香人が近くにいたためか全然刺されませんでした。

7月31日(土)

4時起床ぼちぼち片付けや機体のチェック。キャノピーの重さのせいか頭のずれていた隙間が大きくなった気がする?身体検査を終えたパイロットが戻ってきて最終脚蓋試験。脚班の最終調整が終わった時点で急いで前側のフィレットの取り付け。テントの移動などをしていたためタイミングが微妙だったが、その後取り付けるタイミングがなかったためセーフ。その後主翼の取り付け。今回自分が0番の支えを行ったが、最終兵器トライデントによってかなり楽だった。しかし、下が砂だったため下側が動かず、左右前後に少しでも動くと急に体勢がキツくなるのでトライデントの改善と、早めの声かけが大事。トライデントの刺股部分がスライドして危なかったためきちんと固定が必要。機体をプラットフォームに運ぶ際は足元が砂浜でかつ持つ部分がほぼ0胴なのでキツイ。覚悟が必要です。ここで機体安全チェックシールを貼っていなかった事に気づき急いで取り帰りました。気をつけて!!!!シールは惠とにわに貼ってもらいました。いいセンスだσ・ω・)σ桟橋ではトライデント二本で岩ちゃんが頑張ってくれました。フライト後、すぐに機体回収。オンボードカメラとマイクを先に回収。解体する際にはできれば継ぎ目を切ってくれるとカウルを持って帰れます。機体の状態を確認するために写真を多めに撮っておくこと!ガチこできる部分はトラックにガチこしておきました。ガムテープが足りなくなったので買い足し。

8月1日(日)

ホテル組はいち早く湖岸泊組に朝ごはんを買って行ってあげましょう。人力を見ながら撤収。カウルの破片はゴミではありません。サンダルやアイスのゴミを入れないで(怒)。尾翼は無事だったのでガチこ。カウルは原型をとどめていなかったのでゆるく固定しておきました。琵琶湖でのゴミをトラックに積まなければならなかったのでちょうどよかった笑?琵琶湖さようなら!また来年!フェリーへ。琵琶湖大反省会はすごかったですね笑これはフェリーに乗って帰ったお楽しみという事で笑

8月2日(月)

下船後伊都に。高速間違えないように(n回目)。方向音痴ですいません。全員ふらふらで作業場に詰め込み。できれば大学に先に帰っていた人にも手伝ってもらいたい!特に今年は最後のレンタカーやトラック返却の指揮がなかったためよくわからない事になっていました。最後まで計画を練って指揮を取って欲しかったです。

文章ばかりになってしまい読みにくくなってしまいました笑すいません。

終わりに

今年一年間お疲れ様でした!コロナの中作業ができるか分からない状況でQX-20の残りの作製に続きQX-21の作製を行いハードなスケジュールでカウル藩の藩員にかなりの負担を強いてしまいました。特に設計と製作を任せてしまったぐっさんは一番大変な思いをさせてしまいました。ごめん!そしてありがとう!作業始めたばかりのB2B3とありえないくらい作業に来てくださる先輩方に頼り切ってしまった不甲斐ない班長でした🥺。B2B3のありえない成長速度で爆速でカウルが出来上がり、びっくりしました!塗装の事で揉めたりはしましたが、自分的にはめちゃくちゃ最高なカウルを完成させることができました!ありがとうございまじた!

自分が班長となり、和気藹々としすぎた班になってしまいましたかね笑後輩も面白い人がたくさんなので是非ともこれからも笑いあふれる藩を作って下さい。また、今年は全体的に作業に来てくれる下級生が多かったので技術的にも問題は無いと思います。九大カウルの製法は時間とセンスが必要ですがどんな形でも作れます。作りたいカウルを作って下さい!絶対その方が楽しいです。ここで言うことか分かりませんが、カウルの生き物問題も解決して欲しいです笑今まで胴体フィレット、レゴマウント、フィレットレゴ、蓋枠マウントレゴとだいぶ再現性は取れるようにはなってきましたがまだやつは動きます笑試作も頑張って下さい。

ありがとうございました!来年も頑張って下さい!

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