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鳥人間コンテスト2022を振り返ってver寺西

ついにOBになっていしまいました.寺西です.
旅行関連の決算はまだ終わってないのですが,記憶が鮮明なうちに書いた方がいいと思い,今年の琵琶湖の振り返りを書こうと思います.
今年はslackを本格運用して2回目の大会であったため,連絡関係はかなりスムーズに行えたと思います.けど,slack有料化するらしいですね.来年以降,連絡方法については早急に考える必要がありそうです.slackをさかのぼりながら振り返りしていきます.

積み込み

13:00
トラックの受け取り.自分は高橋をオリックスレンタカーまで送りました.下道で約1時間かかります.受け取りに関しては,宮武氏と高橋に任せました.

14:10
発電機受け取り.宮武氏と高橋がいい感じにやってくれました

14:30
テントの受け取りと組み立てチェック
課外活動Ⅱからは3針,イーストグランドでは1針借りました
課外のテントは受付のおじさんにいうと倉庫を開けてくれるが,イーストのテントは総合体育館にてグランド入口のカギと倉庫のカギを借りる必要があります.来年以降,注意してください.

15:30
課外活動Ⅱのテント積み込み完了

15:45
トヨタレンタカー博多口でハイエース受け取り
借りるハイエースはV3クラスで,トラックの予約と同時に車種指定で予約する
今年は予約が遅れたので,当日どの車種が来るか不明で冷や汗をかいた

16:00
イーストグランドのテント積み込み完了

16:20
積み込み開始
今年も本気ウマにミスミを採用しました.昨年,ボルトのゆるみが問題になったので,ボルトの間にスプリングワッシャーをいれました.これはかなり良かった.帰りまでワッシャーかましたところは弛んでなかったです.来年もやってください.1つ懸念点を上げるとすれば,桁の端を固定するボルトはダブルナットにすべきです.シングルだと片道でさえ耐えれていなかったです.また,資材を個別の箱に入れていたのはかなり良かったです.分かりやすいですし,積み込みのスペースを効率的に使えると思います.
積み込みに関しては,事前に人手を募集していましたが,積み込み練での人数を減らしていたため指示を出せる人が少なく,マンパワーを最大限生かすことができなかったかな.しかし,20:00には終われたので,昨年通りの良い積み込みであったと思います.各パーツの積み込みに関しては班長が詳細な引継ぎをしてくれると思います.

20:00
積み込み終了,解散
手伝ってくれた人,ありがとうございました

7月20日(水) フェリー組出発

11:00
菊池に部車で家まで迎えに来てもらうと同時に,買い出しに行った.
買ったもの→消毒液,ウエットティッシュ×3,ウィダー×16

13:05
学研のトヨタレンタカーにてシエンタを2台借りました.ナンバーが福岡と北九州だったため,それぞれ「福岡シエンタ」,「北九州シエンタ」と呼んで区別しました.鍵の管理は鍵管理というスラックで行いました.
今年は,フェリーでの夕食は新門司のコンビニで各自で用意するもしくは船内でとることにしていました.手土産は昨年いらないことが判明したので,買いませんでした.
伊都キャンパスに向かう途中で,コンビニに寄り車検証のコピーを3部とりました.

14:00
乗り込み練する場所で記念撮影しました.いよいよ琵琶湖へ出発です.
気持ちが一層引き締まりました.

14:15
トラック,ハイエース,乗用車3台で伊都キャンパスを出発しました.

15:00
古賀サービスエリア到着
全車迷子にならずに,スムーズにこれたと思います.やはり,出発時間を早めといてよかった.心の余裕が違います.
15:40にサービスエリアを出発するように指示しました.

17:00
新門司港着
近くのコンビニで夕食と飲料を買って港まで行きました
今年は琵琶湖説明会で,乗船場所について詳しく話したので,迷子になる人は少なかったと思います.来年もやった方が良いです.
昨年同様,団体客は全員の検温がすんでから乗船という形でした.
手続きは昨年の経験から,爆速で終わりました.これについての引継ぎは旅行係のものを参照.乗船まで時間があったので,建物周辺を散策しました.

18:40
出航,自由時間
夕飯を食べて,甲板をぶらぶらした気がします.やっぱり船はいい.特に,露天風呂は最高でした!
1つ改善点を上げるなら,ベットが体に合わなくて寝れなかった人がいたぽいので,来年度は客室のグレードを1つ上げてみるのもいいかもしれないです.睡眠の確保は今後の活動に非常に重要となってきます.

7月21日(木) 琵琶湖着

7:10
フェリー神戸港着

7:30
事前に共有しておいた集合場所で,軽いミーティングと機体の損傷チェックを行って大津サービスエリアに向かいました.

9:05
大津サービスエリア着
自分の車は道を2度間違えて最後の到着になりました.六甲アイランドを抜け,阪神高速へ乗り換えるルートは事前に確認しておくといいです.
モニュメント前に集合し,今後の動きと出発時刻を確認しました.売店で買った琵琶コーラはしみました.
9:30には大津サービスエリアを出発しました.

10:30
トヨタレンタカー彦根店でレンタカー1台を受け取り.今年はフェリー組が多かったので,早めにレンタカーを1台借りました.

11:00
彦根アートホテル到着
下見のため駐機場へ出発

11:30
駐機場付近に到着
しかし,付近に駐車して大人数で行動をしないように現場の人に言われました
そのため,急遽買い出し組と観光組に分かれて行動することにしました.
来年度以降は,車で送迎してもらう形で,私服の着用の上2~3人で下見に行くのがいいと思います.さすがに現地の様子を見れないのは痛い.

12:30
買い出し組になったので,近くのカインズに買い出しに行きました
買いだしたものは
・スポドリ2ケース ・お茶1ケース ・ウィダー×30 ・発電機用ガソリン10L
です.極楽湯の回数券は,別の車に購入を依頼しました.しかし,雨対策用品を買い忘れました.ダメフィルムやブルシ,結束バンド長いやつ,ウエス等を買っておけばよかったです.琵琶湖の天気は急変します.

13:00
鶴亀庵で,てんぷらそばを食べました.おいしかったです.
時間が余ったので,多賀神社にお参りしに行きました.Pへのお守りも買って,フライトに向けて準備万端です.
下見ができなかったので,ゆうすけにホテルのチェックインを早めてもらえるようたのみました.

14:43
彦根シエンタ④借りる.高橋が行ってくれました.あざす

15:00
フェリー組13名が彦根アートホテルへチェックイン
今後の動きを簡単に確認して,各自部屋で休みました

17:00
コインランドリーへ洗濯

19:00
フェリー組夕食
大人数での移動は好ましくないと判断し,各車ごとに夕食に向かいました.自分はブロンコビリーというステーキ屋に行きました.疲れた体にステーキは最高でした.

21:00
フェリー組ミーティング
翌日の動きの確認し,積み下ろしの手順について重点的に確認しました.1つ改善点を挙げるとすれば,テントの設営についてもっと詳しく説明していれば,翌日もっとスムーズに事が運んだと思います.
ロビーに大人数集まって会議するのは好ましくないと判断し,今年はLINE電話を利用しました.特に,問題なくできたので来年以降もLINE電話でいい気がします.

22:45
木曜新幹線先発組ホテルへチェックイン
翌日の流れを説明し,各自の部屋で就寝してもらいました

7月22日(金) 大会前日

6:00
大会前日組の半分が朝食,体調管理シートを提出

6:30
残りの半分が朝食,体調管理シートを提出

7:20
彦根アートホテル出発,結婚式場の駐車場に向かってもらいました

7:30
式場の駐車場の到着
ハイエースに積んである荷物を下ろし,8:00になったらすぐに駐機場に入れるように準備しました.自分は近くのファミリーマートへ氷を買い出しに行きました.

8:00頃
宮武氏と山下のトラックは駐車券をゲットできたようです.搬入先が5番で2番目になるという連絡をもらいました.

8:20
しみしゅんとPが受付へ向かう.8:50に受付クリアの連絡がありました.

9:00
トラック積み下ろしスタート
事前に制限時間があることや各班で動きを確認しておくことなどしつこく言っていたので,スムーズに行えたと思います.

9:27
積み下ろし終了.トラックは給油の後,運営の指定した駐車場へ

9:30
テントの組み立て.事前に過去資料せつえいになくころにを共有していなかったので,てこずりました.どのようにテントおよびブルシを配置するのか事前に共有できていれば,もっと早く設営できたと思います.これに関しては,設営に関する引継ぎ資料を作りましたので,参照してください.

11:00
0胴組み立て開始
カウル・電装・尾翼共に組み上げがスムーズでした.テント設営にかかった時間を取り戻せた感じがします.詳細なタイムスケジュールは脚蓋電装尾翼のスラックに挙がってますので,そちらを参照.
手が空いたメンバーを中心に,資材の整理や風よけのためブルシを張ったりしました.来年はしっかり雨漏りしないようにブルシを張るべきです.雨が降ったら,後悔します.

13:00
右翼0-1組み立て
今年は昼から夕方にかけて風が強くなる予報であったため,運営に交渉して右翼の1番だけ挿すだけで良いと言われました.

13:44
1回目の脚蓋電装試験
運営から14:00に脚蓋の挙動を見たいとの要望をもらったので,急いで脚蓋電装試験まで行った.結果は成功.素晴らしい.

14:10
機体審査合格
今年の審査はかなり早く終了したと思います.
どのようなことを指摘されたかは各班しっかりと記録を残してくれています.
1番を解体して,追加の脚蓋電装試験と野営に備えました.
しかし,オンボードカメラの調整が少し難航したと記憶しています.この後も,16:00くらいまでかかったと思います.この件はカウル班が詳しいことを記録しているはずです.

17:00
安全審査のステッカーもらいました
Pとテール持ちはプラホ見学へ
当日組の主翼班とホテル待機組で金曜新幹線先発隊を向かいに行ってもらいました.

17:30
ゲリラ豪雨の雲が近づいているとのことだったので,対策を始める
できるだけの対策をしたが,雨が予想以上に強くて,テントの中は大半が浸水.機体は死守した.こういう事態もあるので,テントの設営は念入りに行うのが良い.1時間以上雨と格闘していました.

18:00
Pとテール持ちが安全講習会へ
19:50に終了し,そのまま夕食とホテルへ行ってもらいました.

19:30
彦根シエンタを借りに,トヨタレンタカー彦根店へ向かいました

20:00
シエンタを1台借りて,極楽湯へ行きました.雨でぬれた体温が冷え切っていたので,温かいお風呂は最高でした.夕食は極楽湯内で済ませました.冷たいものを食べたので,腹が冷えていたかったですw

22:00
駐機場に戻る.
深夜にも断続的に雨が降ったため,ひたすら格闘していました.

金曜新幹線組の送迎はホテル待機組がいい感じにやってくれました

7月23日(土) 大会当日

4:30
電装の準備開始

5:00
電装試験開始

5:30
キャノピーのガチコ完了

6:50
Pメディカルチェック

7:00
テント解体・0胴移動の準備開始

7:30
0胴を湖岸に正対させ,主翼の組み立てを開始する
横のイワタニさんが移動してから1番を組み立て,1回目の移動を迎える
20メートルほど移動して,2番を組み立てとパイロットを乗せ水平線などを確認した.
2回目の移動.
今年はトリムをとる場所がなかったので,当日は行わなかった.

9:00
転回場の前まで移動
風が強くなり,待機

10:00
大会中止が告げられる
自分たちの駐機場まで撤退開始
道中で主翼を解体しながら駐機場まで運んだ

11:00
機体が駐機場まで戻ってくる

12:00
OBさんに差し入れしていただいた冷やしうどんを食べながら次の日の対応を考えました

13:00
機体を日光と風から守るため,前日と同じようにテントの設営に取り組む
ブルシをテントの周囲に配置し,風の侵入を防止しました

14:00
明日の1番機として飛ばすことがきまりました
運営から鳥科さんが使用していた駐機場を使用できると連絡をもらったので,そちらで機体を組み上げることを決めました

15:00
テントを解体し,トラックへ荷物を積み込む準備を行いました

15:30
0胴を担いで,新駐機場まで運ぶ.腰が砕けましたw

16:30
トラックへ機体や資材を積み込み,新駐機場へ向かう

17:00
新駐機場にてトラックから荷物を下ろす

17:30
テントの設営を行う
明日のフライトが早朝であり,テントをたたむ時間がないと判断し,0番とカウルを覆う形でテント設営した.
個人荷物や道具の整理をしつつ,湖岸泊とホテル泊組の振り分けを同期がいい感じにやってくれた.マジ助かった.

19:30
OBさんが確保してくれたホテルへ向かう

22:00
2時半から脚蓋電装試験開始なので,1時45分まで就寝した

7月24日(日) 大会翌日

1:40
起床,湖岸に向けて出発

2:00
湖岸着

2:30
脚蓋電装試験開始,尾翼の動作を確認

3:00
テントを動かし,0胴を湖岸に出す

4:00
主翼を組み立てる

5:00
転回場まで移動
機体の向きを変更,桟橋を上る準備を行う

5:30
プラホに機体を置く
Pの取材や応援団による応援があった

5:45
ゲートオープン

フライトの結果はご存知の通り

6:00
機体回収
事前に解体工具をまとめていたので速やかに機体の解体を行うことができたと思います.
ここからは指揮をM1に譲りました.自分はもう引退です.

6:30
機体の回収完了

7:00
駐機場に戻り,撤収の準備を行う

8:50
トラックとハイエースへの荷物積み込み完了

9:30
新幹線組を彦根駅まで送迎

10:00
彦根で借りたレンタカーを返却

10:30
湖岸に着
駐機場の個人荷物を整理しながら,OBさんと意見交換
湖岸を出発するまで休憩.意識が飛んでいる時間がありましたw

12:30
阪九フェリー神戸港に向けて出発
琵琶湖と彦根の街並みを目に焼き付けながら運転してました
バイバイ琵琶湖,ありがとう琵琶湖

16:30
乗船手続き

18:30
阪九フェリー神戸港発
船内で刺身と鳥の炭火焼き食べました.おいしかったです.
フェリーの夜は後輩と鳥の将来について語り合いました.楽しかったですね,またやりたいです.

7月25日(月) 積み下ろし

かなりスムーズに行えたと思います.手伝いに来てくれた人,助かりました.
1つ反省点を挙げるとすると,課外とイーストグランドで借りたテントがどっちだったか分からくなりました.来年は積み込みの時にどちらか分かるようにしておくといいと思います.

おわりに

まずは本大会の総括です

コロナによる人数制限や活動制限,天候悪化によるフライトの延期など予想だにしない困難を数多く経験しましたが,特に大きな混乱なく大会を終えられたので,合格点をあげられる運営だったのではないでしょうか.
1つ至らなかった点を挙げると,機体運搬の指示出しが下手くそだったということです.周囲の人が分かりやすい声量と方向で指示できたらよかったです.指示がよく分からなくて困惑した後輩たち,ごめんね.この点に関しては痛恨の極みです.来年度は掛け声を事前に決めておくといった工夫をするといいと思います.

フライトに関しては,結果を素直に受け止め,次に繋げることが大切だと思います.失敗から見えてきた課題を1つ1つ解決していくことで,来年度以降素晴らしい結果となって帰ってくると信じています.高い志を持って,機体製作に力を注いでください!OBとして,できる限りの金銭的支援を約束します.

この1年間,代表補佐として,焼きのスケジュール管理や大会運営などを行ってきましたが,ついてきてくれた皆さんには感謝しかありません.代表のお仕事はかなり多く,1人でこなすのは至難の業だと思います.ですので,今年のように仕事をできる人に割り振っていくのがいいと思います.

最後に,アドバイスを1つだけ.
“ものづくり”を楽しんでください.自分たちで設計した人力飛行機を製作できる経験は学生時代ぐらいしかないと思います.やりたいと思ったことはすぐに行動に移し,常に挑戦する気持ちを持ち続けてください.結果はおのずとついてくる思います.

九大鳥人間に在籍した5年半,コロナに翻弄された時もありましたが,最後に素晴らしいものを見せてもらい満足しています.一方で,自分たちが班長代時の機体を飛ばしてみたかったという心残りもあります.しかし,このようなコロナ禍であっても活動を継続することができたのはOB・OGの皆様のご支援があったからです.本当にありがとうございます.また,自分をここまで育ててくれた先輩方,最後まで共に走り抜けてくれた同期,最後まで支えてくれた後輩たち,本当にありがとうございました.

100%悔いがないかと言われれば,そうではありませんが,優秀な先輩・同期・後輩に恵まれ,楽しい鳥人間人生でした.

今後は,OBとして後輩たちの活動を応援していきます
口は出しません,手も出しません,お金は出します.

今後の九州大学鳥人間チームのより一層の活躍を祈っています.

5年半,ありがとうございました!

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