B4芝田です.尾翼試験の報告になります.
昨年同様,例年より1週間ほど早い尾翼試験となりましたが何とかスケジュール通り無事に試験を行うことができました.
今年の尾翼は例年通り「T字尾翼」ではありますが,以下の点に変更を加えました.
- 胴体-安定板金具の材料をA7075(超々ジュラルミン)からA2017(ジュラルミン)に変更(A2017でも十分,A7075は値段が高い.)
- ダイワニャンの形状変更(リンクが付かない側はそぎ落とした,安定板との結合部のねじ穴の間隔を広げた等)
- 安定板上部の木材をバルサからエゾ松へ(バルサは柔らかすぎて水平桁がぐらぐらする要因だったから)
- 垂直尾翼と水平尾翼の間隔を狭めた(空力的にそうしたかったから)
- 水平尾翼操舵リンクの関節部にベアリングを仕込んだ(サーボの負荷軽減)
- 安定板にガイド(おさむ君)をつけ,水平尾翼を取り付けやすくした(組み立て時間短縮


尾翼試験では操舵なしで14.3m/s^2,操舵ありで13.2m/s^2の最大風速を記録しました.尾翼・電装・パイロット全員が満足して試験を終えることができ,一安心です.
運営面では14時ごろに試験終了しスムーズに進めることができたのですが,後輩への指示を先輩に任せていた場面があったのでそこは反省しています.6月の飛行試験,7月の全組,本番ではスムーズな指示出しを目標に頑張ります.
最後に今後の予定です.
5/5 第一回脚蓋電装試験
5/9~11 テールバー焼き
本番まで3か月を切りましたが,気を抜かず頑張っていきます.